ITパスポート試験 基本情報技術者試験 資格に挑戦

ITパスポートを受験するメリットは?合格までの勉強時間と道のり。

投稿日:2018-10-22 更新日:

ITパスポートは略称Iパスと呼ばれており、ITに関する基本的な知識があることを証明できる国家資格

Iパスに合格すると経済産業大臣の名前が入った賞状が送られてきます。

 

資格取得までの勉強時間めやす

もともとITに関する知識が有る無しで変わります。

知識のある方は数週間~1カ月くらい。

全くの未経験なら1カ月半~3カ月くらいが目安になるかと思います。

筆者も全くの未経験から約1カ月半、毎日勉強を続けて合格できました。

 

難易度

ITパスポートは情報処理技術者試験の登竜門的な位置づけで初歩段階の試験になりますが、「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」のすべての分野でバランスよく得点する必要があるので、難易度は5段階で★2つ。

なお、AI技術の進展により、数字や計算に絡む問題が多く出題されると予想します。

 

ITパスポート概要

(略称Iパス)試験開始は2009年~。

実施団体であるIPAの公式サイトによると、


ITを利活用する全ての社会人や学生が備えておくべきITに関する基本的な知識が証明できる国家試験。

 

試験はCBT方式で合計100問出題されます。制限時間は2時間。

 

こんな方におすすめ

  • 初めてIT分野の勉強をする人
  • 就職や転職の武器として
  • 自身のスキルアップのため

時代はIT化が加速しているので、ITを勉強しておくことは無駄にはなりませんね。

 

試験実施日 全国の試験会場で随時実施。
公式サイトでは試験会場ごとに3カ月先までの試験開催状況が確認できる。
http:// https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/exam_summary.html
受験方法 CBT方式
試験時間
120分。※申し込みした試験の開催時間内であれば遅刻による入室制限はないが、試験終了時刻の繰り下げは無い。
受験料 5700円(消費税込み)
受験申込方法 公式サイトにて利用者IDを登録し、専用ページから受験申込に必要な情報を入力する。
支払方法 クレジットカード、コンビニ、バウチャーから選択。尚、コンビニ支払いは申込日の翌日から4日後の試験は申し込み不可。
※バウチャーとは ITパスポート試験の受験料支払いに使用できる電子的な前売りチケット。
試験当日 試験開始時刻の30分前に集合。身分証明書と受験票の確認がされます。
試験当日の持ち物 ①確認表(確認表を印刷できないときは受験番号・利用者ID・確認コードの3つを紙に控えて持参する)
②有効期限内の顔写真付き本人確認書類
  計算に必要なメモ用紙(最初に1枚渡され、追加で貰うことも可能)とペンは会場で貸し出しされます。
試験結果レポート 受験終了後、その場で確認できる。また公式サイトの利用者メニューからもダウンロードできる。ダウンロード可能な期間は1年間。
合格発表 経済産業大臣による合格者の決定後、合格者の受験番号を公式サイト内に掲載。合格発表の翌月、合格証書を簡易書留で郵送。(不合格者には通知無し)
合格証明書 合格者からの申請により発行される。就職や進学、職場などに提出するのに必要な際は交付手数料1通「700円」で発行できる。合格発表日の2週間後~発送には申請書類の到着、入金確認できてから1週間程度を要する。
※CBT方式とは コンピューターを使用して回答する試験のこと。


平成30年度4月~範囲改定について

 

近年の新技術であるAI、ビッグデータ、IoTに関連した内容が出題範囲に追加されます。

新たに加わる内容(PDF)

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/syllabus_ip_ver4_0_henkou.pdf

 

ITパスポートを取得するメリット

IT知識にとどまらず、企業活動、経営戦略、会計や法務など、ITを活用する上で前提となる幅広い知識がバランス良く習得できます。

ITの利活用が企業にとって必須となってきているため、他の試験にも共通する部分があり基礎知識の土台作りにも最適となるでしょう。(中小企業診断士や簿記などの一部で)

少なくとも私はこの後に受験した簿記3級の試験勉強で、「損益計算書」「貸借対照表」のワードを知っているだけでもすんなりと頭に入りました。

予備知識が少しでもあることは、その後の学習を大いにバックアップしてくれますね。

第151回 日商簿記3級を受験した感想(問題編)

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日商簿記初級・3級対策

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ITパスポートは浅く広範囲が学べるので、自分の得意分野と苦手分野を把握することに役立ちますし、

さらにステップアップを考えるときの参考にもなります。

情報処理技術者試験は、段階的に受験できる試験となっていて、ITパスポート→情報セキュリティマネジメント→基本情報技術者→応用情報技術者→高度技術者(さらに専門的な)の順で難易度が上がっていきます。

もちろんどれを受験するかは自由で、ITパスポートの次に応用情報技術者を受験しても高度でも構いません。

しかし高度になると午前試験の一部免除制度などもあるので、応用情報技術者→高度技術者のところはこの流れがいいです。

基本情報技術者までは好きなものを受験すればいいと思うし、むしろ事前知識があるならITパスポートは飛ばして基本情報技術者試験から挑戦する方も多くいます。

 

私は基本情報技術者を受験する予定ですが、初心者から挑戦するので難易度が高いと思い、段階的にITパスポートから受験して、基本知識を身に付けることにしました。

資格を取得することでどこまで覚えたか明確になり、履歴書にも書けるので第三者に客観的に認めてもらえることで周囲への証明にもなりますね。

 

また、その資格を取得するために時間を割いて努力したという事実は、ひとつのことに対して努力できるという証明になりますし、

合格した暁には、試験会場の緊張やプレッシャーに押されず持てる力を発揮できたという自信になりますね。

 

応募者データと推移

画像の引用元:IPA資料

 

ITパスポートは基本的な内容を参考書で勉強し、過去問を繰り返し解いたら誰でも合格できる試験です。

合格率がやや低めなのは試験当日に欠席したり、軽視するあまり勉強不足だったなどの要因で下がっているそうです。

試験勉強の攻略法

参考書を1冊用意し、まんべんなく読む。

初めて目にするわからない用語などあれば、最初は流し読み程度で最後まで目を通し、2、3回目と読むうちに内容を理解できるようになる。

参考書で大体の試験範囲を把握できたら、次に過去問攻略に入ります。

ITパスポート試験は過去問の攻略が最も効果的(同じ問題が出ます)であり、設問の意味と解答の意味内容まで覚えるようにします。

過去問演習が効果的な理由はもう2つあって、「実戦形式で学習できるから」と「頭を使って考えることで知識が定着しやすいから」です。

私が実行したのは参考書1冊に絞り内容を頭にたたき込む 過去問を解きまくる

これだけで勉強期間は1カ月半、本番で8割近く得点でき合格しました。

過去問攻略におすすめ「過去問ドットコム」様

このサイトだけで合格する受験者も多いようです。

https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.p

過去問が網羅されており、丁寧な解説や用語集まで活用できて、全て無料で利用できます。

過去問道場のおすすめな使い方

出題設定

  • 試験回全部
  • 出題分野全部
  • ランダムモード
  • 語群並び替え

ただ問題と解答を暗記しても意味ないので、毎回少しでも頭を使って考えることで記憶に残ります。

 

試験内容

ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系から出題されます。

各分野が300点以上総合得点が600点以上で合格となります。

3教科が全て300点以上総合点が600点以上合格

 

引用元 IPA公式サイト

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_hann

テクノロジ系

コンピュータ技術、計算問題が主です。文系だと苦手に感じる人が多い分野。

マネジメント系

経営戦略など。グラフの見方なども覚えます。

ストラテジ系

法務の分野です。経営に法律は欠かせません。

詳細に確認したい人はこちら↓公式のシラバス(PDF)

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/syllabus_ip_ver4_0.pdf

おすすめ参考書

私が使った参考書をご紹介します。

こちらの参考書は「問題集」と書いてありますが、ページが見開きになっていて左側に用語と解説、右側に過去問題が掲載してあります。

初心者の私でも、この1冊で充分でした。

左側のページには用語が網羅されています。

勉強の仕方は、まず左ページで初めて目にする用語を覚えて、すぐに右側に掲載されている過去問題を解いてみます。

このように交互に繰り返すことで効率よく学習できました。

また、私はまとめノートは作成する必要ない派ですが、実際に手を動かして字で書いたほうが定着するので、適当な紙に殴り書きでいいので用語を書いて覚えていきました。

同シリーズで参考書も販売されています。

さらに、ITパスポートを経て現在は「基本情報技術者試験」の勉強をしておりますが、使用している参考書がキタミ式と呼ばれる非常に人気の高い参考書を使っています。とにかく初学者に配慮されていて絵が多く、説明が丁寧でわかりやすいの一言です。

私はITパスポート時には使用しませんでしたが、キタミ式のITパスポート参考書は理解しやすいようにイラストが多く使われており、丁寧に解説されているのでかなりおすすめ。

ITパスポートをまず先に受験し、パスしたら基本情報技術者試験を受験する予定だったので、最初から基本情報技術者の参考書を購入しようかと思いましたが(範囲が大体同じでITパスポートをボリューム増にしたのが基本情報技術者試験になります)、内容が被るとは言ってもITパスポートに的を絞ってしっかり対策ができるのではないかと考え、費用は倍になってもITパスポート参考書を購入しました。逆にITパスポート程度の基礎知識がある方はお得なので基本情報技術者試験の参考書でITパスポート対策ってのもアリだと思います!

 

私は現在、基本情報技術者試験に向けてキタミ式を使用していますが、ITパスポートよりボリューム増で、ITパスポートでは覚える必要のない範囲も解説されているので、たしかに初心者だと的を絞り切れないという問題はありそうです。(「資格を取得することが目的」なら本試験に出題されない部分は覚える必要ない)

試験申し込み方法

公式サイトから必要事項を入力して、コンビニで受験料を納めました。

セブンイレブンの場合

スマホに支払情報(QRコードか払込番号)が表示されるので持参して店員に見せ、レジでお会計。

領収書は本番が終わるまで大切に保管します。

ファミリーマートやローソンの場合

店頭に設置されている端末(ファミポートやロッピー)で各種受験料などの支払いを選択し、払込番号を手入力して、レジでお会計。

試験当日に持参する「確認票」はサイトからダウンロードして印刷し、持参します。(提出するので手元に返却されない)

印刷は家にプリンターが無ければ、ネットプリントでもOK。

セブンネット

セイコーマート、FamilyMart、LAWSON

ネットプリントジャパン

 

実際に受験した感想

1時間半ほどで全問回答し終わりました。

過去問ドットコムで勉強した問題や似た問題がたくさん出題されました。

そこまで深く問われる問題や難易度の高い問題ではなく、基本的に「浅く広い知識」が問われました。まさに「IT分野の入門試験」のような感じです。

過去問ドットコムを繰り返し勉強すれば合格できる

初心者でも1~2カ月勉強したら充分に合格可能だと思うので、興味がある方は頑張ってみてください!

今のご時世、PCが使えたりITの知識が身に付いていると役に立つことばかりだと思います。フリーターの私でさえ思います。フリーターだからこそ「PCスキルは武器」になるのかもしれませんね。

資格のために無期限でダラダラと勉強するのは時間が勿体ないです。

資格という武器は、期間を決めて計画を立ててなるべく短期間で受験するのがおすすめ!

 

各300点以上、総合600点以上

合格したらIPAの公式サイトに合格番号が掲載され、合格証は後日郵送で届きました。

ITパスポートの上位資格に「基本情報技術者」という資格があり、「利活用者側」から「技術者向け」の試験内容に難易度が上がります。そちらを取得したほうが恩恵は大きいです。基本情報技術者から上は、資格手当の対象としている企業もあるようです。

ITパスポート合格後、次に目指せる資格として「情報セキュリティマネジメント」「基本情報技術者」があります。

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柚子胡椒

30代 独身 フリーランスという働き方に憧れている。生活の「?」や経験を共有します。知識教養を学ぶべく勉強しています。趣味は挑戦すること(`・ω・´)

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