生活のあれこれ

生活保護受給者が障害者福祉手帳を取得したら生活保護課に連絡すべきか?

投稿日:

 

生活保護受給者が障害者福祉手帳を取得した場合、生活保護課に連絡する必要はあるか?ということについて書きます。

(身体障害者は見て身体が不自由だとわかるケースが多いので、ここは精神疾患で手帳を取得したケースについて書きます )

 

生活保護を受給中に精神疾患を患い、精神科に通院することになった場合

 

通院が長引くことが想定される場合、自立支援医療を申請することになります。

決まりではないですが、通院時の自己負担額が減るので申請したほうがよいです。

 

自立支援医療受給者証の更新手続きについて

続きを見る

 

医療機関の受診と、調剤薬局で使えます。

予め利用する病院と調剤薬局を役所で登録する手続きがあるので、他の(登録した以外の)病院や調剤薬局での使いまわしは不可能です。

精神科の通院で利用するために取得するならば、あくまで同じ病院と調剤薬局でしか使うことができませんので注意してください。

通院する病院や調剤薬局に変更があった場合は、役所へ届け出る必要があります。

 

精神科通院なら自立支援を絶対申請するべし、お会計のとき自己負担額が減ります

続きを見る

 

さて、自立支援医療とセットで申請されることの多い「障害者福祉手帳」というものがあります。

これは、交通費の助成がでたり、市で管理している施設の利用料が無料となったり、生活の中でさまざまなサービスを利用できるものです。

障害等級に応じて受けられるサービスが決まっています。

厚生労働省 みんなのメンタルヘルス総合サイト 精神障害者保険福祉手帳について

 

これを取得した場合、精神疾患であると公的に証明できることになります。

免許証やマイナンバー同様に、身分証明書の代わりとしても使用可能です。

 

保護課への届けは必要?

 

結論から言って届けは不要です。

向こうから尋ねられた場合は、嘘をついても隠してもいいことは無いので正直に話してください。

自分から改まって言う必要はないと考えます。

 

というのも、障害者福祉手帳を取得していると「障害者年金」の受給対象になる可能性があります。

生活保護受給者は増加傾向にあり、とくに大きな震災があると生活保護受給数も増えます。

 

 

生活保護の財源、障害者年金の財源の話になるのですが、

生活保護の財源も厳しいところでやりくりしているので、

障害者手帳を取得し、なおかつ障害者年金の受給対象になるなら、そちらのほうで出してもらえないか?という方向に話が持っていかれがちですし、市役所としては黙ってスルーはできないかなと・・思います。

通常、自力で生活している人は障害者年金が支給されると給料+αの収入となりますが、

生活保護の場合は事情が違い、障害者年金で多く入る分、生活保護が減額され、差額分しか受け取ることができません。

・・実質、受け取れる金額は変わりないのです。

市役所としては障害者年金のほうで多く受け取れば、生活保護の財源を節約できるのでいいかなということでしょう。

 

では、生活保護受給者が障害者年金を申請して受け取れたとして、なにが違うのか?というと

本人の気持ちが違います。

受給を開始して間もない、少しでも動ける、若い方はとくにだと思いますが、

「生活費の全額負担」されているのと「一部負担」では精神的なところに違いがあります。

 

生活保護+障害年金のケースや、

アルバイト+生活保護などで、

全額を頼らないように生活されている方もたくさんいるようです。

 

自身の気持ちの持ちようの問題なので、全額負担で気にならない方はとくに気にする必要ありませんね。

 

まとめ

障害者福祉手帳を取得したというと、障害者年金を受給できないか先生にお話ししてみてくださいと勧められることがあります。どちらも財源の問題があり、市役所はそれが仕事なので仕方がないというか当たり前の流れかもしれませんが、しつこく勧められることがあります。自分も障害者年金に興味があり、収入的にはなにも変わらなくても受給してみたいという方を除いては、あえて言う必要はないでしょう。

 

障害者年金の受給対象となる人

障害者年金は、障害者福祉手帳を取得した人なら誰にでも申請する資格があります。

ただ、年金を受給するにあたってはいくつかの条件がありますので、申請を出したからといって受給できるかどうかは年金機構の審査が終わるまでわかりません。

審査はなかなか厳しく、自立支援や福祉手帳のように直ぐにOKが出るものでもありません。

 

申請の手続きが面倒なのですが、年金をもらえる可能性が高い方にかぎって申請してみる価値はあると思います。

 

参考

  • 初めて受診した医療機関で病名の診断書を書いてもらう(初めて病名が付いた病院で書いてもらう)
  • 成人を超えてから発病した場合は、その時点での国民年金の加入が絶対条件。(二十歳を超えてから発病し、国民年金を支払っていなかった場合は受け取れない可能性が高いです)
  • 条件を全て満たしており、現在の日常生活にも大きな支障がある(精神障害者等級1・2級)

 

障害者手帳3級でも障害年金が受給できる?

 

障害者年金は等級に関係なく対象とはなっていますが、3級で障害年金を受給する場合は、社会保険の加入が絶対条件となります。

例えば無職で生活保護、障害者手帳3級の方が、障害年金の受給申請を出しても受給不可能となります。

時間と手間とお金(医師に書いてもらう診断書代は実費)の無駄になってしまうので気をつけましょう。

 

社会保険に加入している方ならば、申請してみる価値はありそうです。

 

(Visited 27 times, 4 visits today)

アーカイブ

2019年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

柚子胡椒

最終学歴は高卒。高校の途中で大きな変化があり、不登校気味になったがギリギリ卒業。たくさんの人に随分と心配をかけたと今頃になって気付く。就職進学はできずアルバイトを続けたのでさまざまな仕事を経験した。しかし完全に乗り遅れ、周囲が頑張るときに頑張れない人間は人生もお先真っ暗かと希望がもてなかったが、迫る現実に一念発起し現在は簿記と情報処理を学習中。生涯の目標は静かにのんびり暮らすこと。人生一度なので自分の周囲にいる人間くらいは大切にしたいなぁと思う日々。このサイトは有益な情報を提供したいですがけっきょく呟きメインになると思います。サイト制作とか派手なことは性に合わない不器用さでも努力して続けてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

-生活のあれこれ
-,

Copyright© モノシズカ , 2019 All Rights Reserved.